2004-09-01
ムック - 朽木の灯 [2004-09-01]
#01 朽木の灯
#02 誰も居ない家
#03 遺書
#04 未完の絵画
#05 濁空
#06 幻燈讃歌
#07 暁闇
#08 2.07
#09 ガロ
#10 悲シミノ果テ
#11 路地裏 僕と君へ
#12 溺れる魚
#13 名も無き夢
#14 モノクロの景色
#15 朽木の塔
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[ti:誰も居ない家]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「誰も居ない家」
[00:06.50]ムック
[00:09.50]詞/逹瑯
[00:12.50]曲/ミヤ
[00:15.50]
[00:19.01]
[00:20.64]重たい足取り 暗い帰り道
[00:28.13]立ち並ぶ灯りと 夕食のにおい
[00:36.03]首から重たくぶら下がった心の鍵
[00:44.09]子供は世界を平坦に憶えた
[00:51.35]
[01:00.11]
[01:08.58]誰も居ない家は子供を手招くが
[01:16.14]夕日が沈んでも帰りたくはなかった
[01:24.43]笑顔の仮面で 子供は寂しさを騙して
[01:32.49]ドアの鍵を開け 孤独という化ケ物に喰われた
[01:40.02]
[01:41.47]真っ暗な部屋 虚しさと さぁ遊びましょう
[01:49.55]いつか慣れるさ やがて 麻痺して
[01:53.71]涙も乾く
[01:57.25]
[02:02.15]
[02:24.05]ほんの少しだけ ほんの少しでいい
[02:27.94]必要とされた記憶を下さい
[02:32.30]一瞬でもいい ほんの僅かだけ
[02:35.91]愛されたという事実が欲しい
[02:40.31]
[02:41.57]重たい布団 うずくまり さぁ眠りましょう
[02:50.00]誰だって目を閉じたなら 独りになるんだ
[02:58.06]唯一 ぬくもりを感じられた子猫を抱いて
[03:06.06]夢の中で どこへ行こうか?
[03:09.71]みんな一緒に
[03:14.11]
[03:20.26]
[03:46.34]終わり
[03:47.29]
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[ti:遺書]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「遺書」
[00:06.50]ムック
[00:09.50]詞・曲/ミヤ
[00:12.50]
[00:24.85]
[00:33.49]もう何も欲しくない
[00:36.70]「生きる」ことに耐える日々
[00:41.77]みんなが死んだような目で
[00:45.55]僕を見下してる
[00:48.61]
[00:49.50]この薄暗い部屋と
[00:53.21]あたたかな独りきりが
[00:57.79]僕の理想の友達さ
[01:01.64]心安らげる場所さ
[01:04.98]
[01:06.28]誰もわかっちゃくれやしない
[01:08.28]今、僕が苦しみ生き続ける意味を
[01:10.51]
[01:12.86]お父さんお母さん
[01:15.98]ごめんなさい もう 僕は
[01:20.56]終わりなき「苦痛」の洪水に
[01:24.44]流されてしまいそうです
[01:28.62]だって今の僕の「希望」は
[01:32.45]このまま時計をとめて
[01:37.17]目を閉じてしまうことだから
[01:41.42]「永遠」に
[01:44.65]
[01:45.01]みんな うわべだけの「前向き」をありがとう
[01:50.06]簡単に悲しいふりをして
[01:54.27]笑ってるおまえらが死ぬほど嫌いです
[02:01.79]僕にとって「生きる」こと それは
[02:06.60]おまえらにとっての「死ぬ」ことで
[02:10.83]感情の塊が今日も僕を押し潰す
[02:17.86]
[02:39.86]
[02:43.60]誰もわかっちゃくれやしない
[02:45.54]今、僕が苦しみ生き続ける意味を
[02:47.87]誰もわかっちゃくれやしない
[02:49.62]今、僕が悲しみ生き続ける価値を
[02:51.94]存在だけ全て奪われて
[02:53.68]微かな希望さえも砕け散って
[02:56.49]どうすれば僕は救われる
[02:58.86]どうすれば僕は報われる
[03:00.62]
[03:17.67]マスメディアはたやすく僕達の
[03:21.67]苦しみを「情報」に置き換える
[03:25.78]ためらいもなく悲しいふりをする
[03:31.16]ぶざまな信仰信者
[03:34.38]僕達がこの「命」「赤い血」を感じるには
[03:39.80]「死ぬ」ことでしか伝えることは出来ないのですか
[03:47.94]
[03:50.28]もし僕が眠っても 教室の
[03:54.84]机に花は 置かないでください
[03:59.24]悲しさの演出はいらないから
[04:05.14]
[04:06.94]この世界が 僕らを 創り出して
[04:15.17]
[04:19.49]この世界に 僕らは 殺された
[04:38.02]
[04:44.31]
[04:52.74]終わり
[04:53.76]
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[ti:未完の絵画]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.75]「未完の絵画」
[00:06.70]ムック
[00:09.73]詞・曲/ミヤ
[00:13.53]
[00:32.21]
[00:44.64]あらゆる感情が消えたこの空しさは誰?
[00:57.35]ひきさかれた足元のツバサ
[01:05.06]何度拾っても砂になり消えた
[01:12.97]
[01:24.32]意識をつなぐ唯一の 光 羽 共に消えかけ
[01:36.63]体は現実に拒絶を示し現実から逃げようとした
[01:48.22]
[01:49.83]あぁ夢よ 共に契った約束よ
[01:56.28]もう二度と羽ばたくことはできないのですか
[02:07.94]
[02:08.97]泣き叫ぶことしかできなくなって
[02:15.52]僕は心に何を描き生きればいい?
[02:21.63]ツバサ折れねじまがり孤独に形を変えた
[02:28.69]血の涙流しても
[02:32.18]けして景色変わることはなく
[02:37.47]
[02:46.73]
[03:09.85]共に描いていた未完成の絵画
[03:15.94]十字にひきさかれバラバラになった
[03:21.95]
[03:22.81]あぁ夢よ 共に契った約束よ
[03:29.01]もう二度と羽ばたくことはできないのでしょう
[03:40.13]
[03:40.60]泣き叫ぶことしかできなくなって
[03:48.28]僕は心に何を描き生きればいい?
[03:55.07]壊れて消えたツバサと思い出と
[04:01.53]果たすことのできなかった永遠の約束を
[04:08.30]忘れられない僕は一人
[04:14.81]未完の絵画に色を付けようと
[04:21.31]ちぎれた破片拾い集めて
[04:27.89]かなわない夢を食らい続けるだけ
[04:36.94]
[04:46.04]
[05:29.33]終わり
[05:32.38]
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[ti:濁空]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「濁空」
[00:06.50]ムック
[00:09.50]詞・曲/ミヤ
[00:12.50]
[00:16.64]純然たる理性主義は決して全てに平等を博せない
[00:19.69]ひからびた規約など
[00:20.72]とうに破り捨てられ塵と化した
[00:22.48]改革を謳う政治家は本質が見えず
[00:24.51]形ばかりにとらわれる無意味な演者
[00:26.53]ゴミ同然の価値なき汚物
[00:28.21]
[00:41.04]人ゴミの中 怖くて立ち止まった
[00:45.14]
[00:47.47]今日も空は低い 低い 低い
[00:50.41]
[00:52.88]周りを見渡せば死人の行進隊
[00:57.27]
[00:58.50]あなたたちの行き先は何処ですか
[01:02.13]
[01:05.48]あぁ 理性を奪うこの
[01:10.84]現実が見えなければよかった
[01:19.47]異ばかり押しつけて
[01:25.24]僕ら 人ゴミに 溺れた
[01:31.03]
[01:39.15]
[01:48.60]僕ら この濁った空の下
[01:54.29]明日を待ち焦がれ
[01:57.79]喉がちぎれそうになっても叫び続ける
[02:03.80]理解ってもらえるまで 腐ったこの街で
[02:14.47]
[02:24.97]終わり
[02:25.40]
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[ti:幻燈讃歌]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「幻燈讃歌」
[00:06.50]ムック
[00:09.50]詞・曲/ミヤ
[00:12.50]
[00:29.39]
[00:45.99]夢を乞う人格よ
[00:47.81]くだらない幻想を讃えよう
[00:50.44]途方に暮れる時間など
[00:52.54]意味も意義さえもあるはずもなく
[00:55.25]夢を求める人格に
[00:57.11]素晴らしい幻覚を与えよう
[00:59.53]型崩れの執着は
[01:01.80]もはや過去の遺物になり果てた
[01:04.06]
[01:05.53]夢を忘れた人格に
[01:07.41]あたたかな幻燈はもう見えず
[01:10.19]だれもかれもが ためらいもなく
[01:12.43]「いつか」なんて言葉吐き出した
[01:14.94]前向きなふりをした
[01:16.76]偽善者共が現実にあふれだし
[01:19.30]人はいつか悲しむことさえ出来なくなって
[01:22.87]目を閉じた
[01:23.93]
[01:24.41]汚れきってしまったのなら
[01:30.50]
[01:33.56]そのまま泣き崩れればいい
[01:41.40]
[01:42.90]路上にさらされて立ちどまる理由を知り
[01:50.20]
[01:52.16]今 生きていることを体に刻め
[01:58.81]
[02:10.13]
[02:42.77]疲れきってしまったのだろう
[02:48.85]
[02:52.09]誰かにすがりついたってかまわない
[02:59.87]
[03:01.05]自分の無力さを知り途方に暮れて
[03:07.56]
[03:10.37]その弱さかみしめていつかまた立ち上がれ赤い目で
[03:20.67]
[03:26.27]
[03:36.79]終わり
[03:37.57]
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[ti:暁闇]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「暁闇」
[00:05.50]ムック
[00:08.50]詞/逹瑯
[00:11.50]曲/YUKKE
[00:14.50]
[00:23.27]死にたくて 目を閉じた
[00:28.10]僕の全て 無に還し
[00:33.04]記憶から消えたいと
[00:37.99]眠れず考えていた
[00:42.92]
[01:02.97]曇り空 雨 ちらついて
[01:07.66]昨日の天気、嘘のよう。
[01:12.73]「生きる苦痛も似てるな」と、
[01:17.56]雨に打たれてみた
[01:22.44]
[01:23.16]風、一度吹けば
[01:29.48]
[01:32.29]移ろふ景色 どう転ぶ?
[01:41.03]
[01:41.04]深く絶海の底へと
[01:54.05]沈み 一人、殻に籠もれど
[02:02.96]愁いは無駄と
[02:08.02]諭す その笑顔に救われる
[02:20.94]
[02:48.33]
[03:35.70]深く朧森 闇へと
[03:48.76]進み 心 繭に閉ざせど
[03:58.13]嘆きの糸群れを解き
[04:13.86]
[04:14.64]暁の闇 たたずみて
[04:18.97]この手に残りしぬくもりに問う
[04:23.58]いつか せせらぎに笹舟浮かべ
[04:28.30]あの場所へ還れますか?
[04:32.48]
[04:55.75]雨に 呟いた
[05:02.42]「明日、天気になれ」
[05:13.83]
[05:16.04]終わり
[05:16.77]
[00:00.00]ムック - 2.07 (inst)
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[ti:ガロ]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「ガロ」
[00:05.50]ムック
[00:08.50]詞/逹瑯
[00:11.50]曲/ミヤ
[00:14.50]
[00:33.33]ふと気が付けば飼い馴らされてた
[00:37.25]繋がれ、牙は折られ、与えられて
[00:41.83]
[00:43.07]こんなのオレは望んじゃいねぇだろ?
[00:47.24]何様がこの身縛る?
[00:51.33]
[00:53.37]オレを繋いでいたいなら
[00:57.36]三回廻って鳴いてみろよ
[01:02.36]
[01:02.95]さらば支配よ
[01:07.93]数ある不自由咬みちぎって
[01:13.05]媚びず、赤く、生き急ぐ生命
[01:22.49]
[01:33.02]
[01:40.72]虚勢を張り続けなけりゃ
[01:45.21]死んでしまうよ
[01:50.44]潤沢と幸せ履き違え
[01:55.18]何が見えますか?
[01:59.14]
[02:01.56]さらば屈辱よ
[02:06.74]心を欺いた日々よ
[02:11.44]生きたいように
[02:16.97]生きていけるように
[02:20.81]
[02:21.57]さらば支配よ
[02:26.81]数ある不自由咬みちぎって
[02:31.84]媚びず、赤く、
[02:36.82]振り返らず生く
[02:41.80]
[02:49.85]
[02:50.94]終わり
[02:52.18]
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[ti:悲シミノ果テ]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]もう二度と 戻れないから
[00:05.46]僕らは悲しくて泣いた
[00:10.30]静寂、引き裂かれた夢と
[00:14.74]消えてったぬくもりよ
[00:18.25]
[00:19.00]「悲シミノ果テ」
[00:22.50]ムック
[00:24.50]詞・曲/ミヤ
[00:26.50]
[00:27.63]声を失くしたうたうたい
[00:32.47]いくら叫んでも届かない
[00:37.29]枯れ落ちてしまった花はもう
[00:42.44]咲くことはない
[00:44.99]
[00:47.33]悲しいだろう 苦しいだろう
[00:56.85]何もかも捨てさって
[01:01.94]さぁ 何もかも
[01:05.27]
[01:06.05]あぁ 全て失ってしまえば
[01:10.84]ぬくもりにすがることもない
[01:15.77]どうしても消えない傷は
[01:20.27]えぐりとってしまえばいい
[01:23.78]
[01:48.72]
[02:00.15]この悲しみの果てに
[02:04.44]
[02:23.35]同調性?たとえば、
[02:26.04]君の中たかる 蟲達
[02:32.69]ほら街はとうに侵食され尽くし 変形
[02:42.26]居場所なんてどこにもない
[02:46.58]枯れ果てた顔で笑う
[02:50.45]
[02:55.60]あぁ 僕ら悲しみの果てで
[03:00.15]必死にもがき息をしている
[03:05.18]あぁ いつか いつか 心から
[03:09.87]笑える日がくる
[03:13.17]
[03:14.95]もう二度と戻れないから
[03:19.72]もう二度と戻れないなら
[03:24.62]涙は意味を失った
[03:29.13]悲しみは消える
[03:33.09]
[03:40.28]いつか
[03:45.08]
[03:51.52]
[04:02.21]終わり
[04:03.17]
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[ti:路地裏 僕と君へ]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「路地裏 僕と君へ」
[00:06.50]ムック
[00:09.50]詞/逹瑯
[00:12.50]曲/ミヤ
[00:15.50]
[00:29.31]
[00:40.18]すぐに無くなるさ
[00:42.59]最初から理解ってた
[00:44.41]気付かないフリで逃げ道を造る悪い癖と
[00:48.07]
[00:49.30]造り笑いで
[00:51.04]ずっと遮光していた空は
[00:53.18]今 空になった
[00:57.44]
[01:18.30]指を無くした少年は
[01:22.44]愛も夢も掴めずに泣いた
[01:27.22]
[01:27.90]路地裏で幾度も生まれ変わりを望んで 七度目の朝に
[01:35.38]
[01:37.04]つぎはぎだらけの答えを掲げ
[01:43.28]
[01:46.83]毒される事で安らげるのなら
[01:49.90]迷わず誘惑の蜜に身を投げよう
[01:56.31]
[01:57.05]あぁ 選ばれぬなら
[02:06.07]所詮 私など 行きずりの玩具
[02:16.90]あぁ 垂れ流す闇に
[02:25.97]綴る こと切れた「ありがとう」
[02:36.96]
[02:46.21]
[02:55.96]泡になり 咲き乱れ
[02:58.10]生きとし 生ける今 全て灰になれ
[03:00.93]優劣 そう互の違い違い・・・・
[03:05.77]大海に一滴を垂らすが如くに交わるなら
[03:10.80]全て灰になれ 愛よ 灰に帰せ
[03:15.19]
[03:15.71]あぁ 停止した心臓に 焦り
[03:29.24]平常を保てず狂い出したマエストロ
[03:34.92]あの路地裏で 僕が掲げた
[03:48.76]つぎはぎだらけの「さようなら」
[03:55.67]
[04:04.61]
[04:15.72]終わり
[04:16.42]
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[ti:溺れる魚]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「溺れる魚」
[00:06.00]ムック
[00:09.00]詞・曲/逹瑯
[00:12.00]
[00:12.21]僕はいつか 窒息するだろう
[00:18.00]愛も夢の何もかも光も見えないから
[00:24.24]呼吸するのも忘れて 泳ぎ疲れて
[00:32.65]溺れる魚
[00:35.25]
[00:36.09]光を忘くした 盲目なもぐら
[00:41.92]飛べない鳥は 何を歌う?
[00:48.31]とっぷり沈んだ太陽は
[00:53.88]明日も僕を焼くのでしょう。
[00:58.06]
[01:00.24]あの日、僕が口にした言葉に
[01:05.95]何一つ 嘘は無かったと思う
[01:12.00]一秒でも長く 一秒でも長く
[01:17.80]一緒にいたいと思っていたんだ
[01:23.46]
[01:24.22]愛しさ故に気でも狂いそうで
[01:29.96]理由や理屈じゃ計れやしない
[01:36.19]失う事への恐れはあったけれど
[01:42.04]考えぬように おどけて見せていた
[01:46.67]
[01:48.06]もう 全てに疲れたと
[01:53.95]君は 一言 呟いて
[01:59.77]僕達の過去は 嘘色に変わった
[02:06.06]散り散りになって 真っ白に還った
[02:11.38]
[02:12.13]いつからだろうか 魚の目は白く濁り
[02:18.12]この街の流れにもはじかれて
[02:24.26]おどけてみたって 笑えやしないだろう
[02:30.06]あの日の少年は 大人になっていた
[02:35.68]
[02:50.33]
[03:09.28]今になって思うのだけれど
[03:14.88]あの日に僕は 何も
[03:18.08]かも 死んでしまったのでしょう
[03:21.30]記憶は僕に圧し掛かり
[03:26.87]事実は 僕への 刃に変わった
[03:32.25]
[03:33.17]懐かしむ事は 弱い行為ですか?
[03:39.04]でも すがることしか 今は出来ず
[03:45.13]死にたくたって 死ねやしない
[03:51.02]惨めな僕を笑ってくれるかい?
[03:56.14]
[03:57.02]僕はいつか 窒息するだろう
[04:03.17]愛も夢も何もかも光も見えないから
[04:09.25]呼吸するのも忘れて 泳ぎ疲れて
[04:17.74]溺れる魚
[04:20.24]
[04:45.86]
[05:09.97]終わり
[05:11.27]
back
[ti:名も無き夢]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「名も無き夢」
[00:06.50]ムック
[00:09.50]詞/逹瑯
[00:12.50]曲/ミヤ
[00:15.50]
[00:21.22]もう どれくらい歩いてきただろう?
[00:30.43]光を探す僕の道は 長い影を帯びて
[00:40.29]急がなくちゃ 限りある砂時計に
[00:49.22]飲み込まれてしまう前に 自分を許せるように
[00:57.52]
[00:59.46]罪を嘆くなら 歩きだせる強さを
[01:08.06]
[01:11.98]目を閉じて 明日を想い描く
[01:20.94]小さな名も無き夢のほとりで 詩に溶けた
[01:30.87]失うことで強くなれたのなら
[01:39.84]さまよい歩く 闇の荒野にも
[01:44.86]光 見つけられるだろう
[01:48.07]
[02:15.66]
[02:34.69]聞いて恋人よ 今は何も見えないが
[02:43.85]やがて 夜は明ける
[02:47.02]擦り切れた想いは詩になる
[02:52.66]
[02:56.30]目を閉じて 明日を想い描く
[03:05.16]小さな名も無き夢を二度と、失くさぬように
[03:15.15]空っぽの両手にいつかまた
[03:24.16]抱えきれぬほどの大切な夢を、詩を
[03:33.97]失うことで強くなれたのなら
[03:43.17]さまよい歩く 闇の荒野へ 射した僅かな光は
[03:52.70]歩き出せる強さへと
[03:57.15]
[04:14.70]
[04:17.52]終わり
[04:19.95]
back
[ti:モノクロの景色]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「モノクロの景色」
[00:06.50]ムック
[00:09.60]詞/逹瑯
[00:12.50]曲/YUKKE、ミヤ
[00:16.50]
[00:36.75]破けた裾を引きずって
[00:43.86]今日はどこまで歩いて行こうか?
[00:51.31]ポケットに詰め込んだありったけの夢は
[00:58.49]いともたやすく 粉々になった
[01:04.61]
[01:18.55]小さな掌に握っていた
[01:25.85]感情はいつか 鉛の礫に
[01:33.09]抜け殻のボクが暮らし続ける世界
[01:40.31]色を失った懐旧の世界
[01:46.52]
[01:47.72]閑寂の夜に 貼り付く上弦の月
[01:57.08]風に追われ
[02:01.87]
[02:02.28]両手を広げて空に祈りを
[02:09.38]「君へ届くように」
[02:16.57]モノクロの色彩で描く未来
[02:23.72]進むべき景色へ
[02:29.47]
[02:50.65]
[03:25.89]無くしてしまった色と
[03:33.13]これから先 失う色と
[03:40.38]色鮮やかに ボクの中もえる色
[03:47.30]今、解き放って
[03:54.61]
[03:55.10]両手を広げて空に祈りを
[04:02.03]「君へ届くように」
[04:09.57]モノクロの色彩で描く未来
[04:16.50]進むべき景色へ
[04:20.83]両目を潰して空に祈りを
[04:27.58]「明日へ繋ぐように」
[04:34.74]モノクロの景色 塗り潰した未来
[04:42.24]今、染め上げて
[04:49.49]
[05:04.07]
[05:22.74]終わり
[05:23.89]
back
[ti:朽木の塔]
[ar:ムック]
[al:朽木の灯]
[by:Ruki11]
[00:00.50]「朽木の塔」
[00:06.50]ムック
[00:09.50]詞/逹瑯
[00:12.50]曲/ミヤ
[00:15.50]
[00:34.70]
[01:10.58]積み上げた 積み木の塔を
[01:22.37]私の手でバラバラに殺しました
[01:33.51]視界の全ては温度を失って
[01:44.96]散らばった朽木こそが私でしょう。
[01:55.15]
[01:56.52]「心は握り潰して」
[02:04.41]
[02:07.29]理由は私の欠陥でした
[02:18.87]歪み棯じれた道徳が故の
[02:30.44]唄う事が贖罪でしょう
[02:42.01]贖いは 朽木と共に
[02:49.67]
[02:53.32]「決して消えぬ痛嘆、こびりついた掌」
[03:12.60]
[03:15.09]あぁ 終わらぬ過去を引きずって
[03:25.46]朽木の上を義足で歩く
[03:37.35]もう 何一つ守りきれぬなら
[03:47.71]私は木偶になり 身を枯らすまで
[03:58.95]
[04:22.63]繰り返す嘔吐 尽きるまで
[04:33.89]暗闇は必然
[04:45.00]光など求めるが愚か
[04:56.10]空っぽの光を浴びて
[05:07.01]あぁ 踠き 刻み続け
[05:16.68]
[05:18.60]「私は、生きていますか?気でも違えそうで」
[05:37.26]
[05:40.67]あの日から
[05:44.30]
[05:45.18]あぁ 終わらぬ過去を引きずって
[05:53.43]苦痛に染め上げたこの手を擡げ
[06:05.39]もう 痛みなど捨て去ればいい
[06:15.67]私は木偶であり、人では非ず
[06:27.33]
[06:31.80]生きて
[06:37.45]
[06:42.38]この手で
[06:48.70]
[06:53.36]贖罪を、
[06:59.34]
[07:04.92]贖いを
[07:10.02]
[07:48.56]——————
[11:18.53]
[11:22.92]終わり
[11:25.09]
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